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暗室隣の面接室

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言葉にできない

 今回で最後の感想もどきとなります。それでは続きより、「明日未来」感想もどき、およびつぶやき、どうぞ。
 ごめんなさい、最初からずっと、声をあげて泣きっぱなしでした。学校であれだけ泣いたのに、まだ涙が残ってるとは……

 ゼロワンの心の消滅。ウィルスで苦しむフォース。その中で瞳子さんに『また会えたね』と喜ぶ姿が……。恐怖症なのに、フォースのウィルスを引き受けるサード。最後の力を振り絞って、桐原さんに電話をかけて意識が消えて。『君のために、私はいく』。そう言ってジーンと一体となって、ケイタに破壊を頼むセブン。フォンブレイバーは、皆格好良い。

 ケイタの「お前を壊すためにエージェントになったんじゃない」ってセリフが、深く胸に響きました。

 全てが、残酷すぎると思うのです。最後のケイタの笑顔にやっと救われたといいますか……。エージェントとフォンブレイバーの絆を、しっかりと感じました。

 ……今はちょっと冷静になりきれてないみたいです。すいません。色々衝撃的過ぎた。私は、皆が幸せならそれでいいと、そう思ってたんです。納得いかないわけじゃないけど、あんまりにもショックが大きすぎて……。間明さんに救いがなかったのもちょっと悲しい。


 以下私の勝手な考えです。

 ジーンは完全なる赤ん坊だから、善悪の区別もつかないままにネットワークに放り出され、膨大な情報だけを得ていたから人間を排除すると言う結果にいたったのでは、と思います。

 人間のことは人間で抑制しなくちゃいけないのに、フォンブレイバーに頼ろうとしてこんなことになったのかなあ、とも。そう考えると、人間の勝手のままに、フォンブレイバーは生まれて、そして死んでいった。その存在自体が悲劇だったのかもしれない。ごめんね、と謝らなくちゃいけないんだと思う。


 だから、どうかどうか、フォンブレイバーが人間と友達になるためのものとして、幸せな生を受ける未来が来ることを、願うばかりなのです。

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