忍者ブログ

暗室隣の面接室

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > つぶやき・お知らせ > 構想なんぞ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

構想なんぞ

 クロヲで書くなら、と長いこと考えてましたが、頭の中にある構想だと完全に連載になるレベルなんですね。でも連載は無理なので、ここでその構想を吐き出しておきます。暇つぶしにでもなれば。

※とっっっても長い(デフォのワードにつっこんだら3ページオーバー)です。しかもろくに段落変えしてない。
クロヲ構想『いつか、サンライズ』

<ストーリー>
○プロローグから一期終わりまで
 少女は誰かの助けを求める声に呼ばれてデジタルワールド(暗黒の海)へ。そこでデータが消えかけ・記憶もところどころ抜け落ちたにび色の騎士、カオスデュークモンを助けようとしておぼれてしまう。もう誰かが目の前で死ぬのは嫌だ、とわずかな力を振り絞って、カオスデュークモンは少女を抱えて海の中から、そしてその空間から抜け出す。でも今度こそカオスデュークモンは瀕死になり、彼を救いたい一心で少女はクロスローダーに息を吹き込む。クロスローダーはあたたかな山吹色に。

 生きるのをあきらめかけていたカオスデュークモンは、名も知らぬ人間の少女が身を危険にさらしてまで助けようとしてくれた自分の命を彼女へ捧げることを誓う。「どうか僕に君を護らせてほしい」。そう言って、膝をつく。そして、少女が元の世界に戻るための二人の旅が始まる。

 旅の途中で、デジタルワールドに起こっている戦いのことを知っていく。その中で出会ったのが、戦いに巻き込まれて仲間や家族とはぐれたファンビーモンと、遺跡の守番をしていたファイラモン。戦いの存在を知った少女は、「全ての戦いも悲しみも、夕焼けとともに終わらせよう」と、自らのチーム『サンセットエンド』を作る。小さなチームながらも、細々とコードクラウンを集めていく。

 最初に出会うのはキリハ。カオスデュークモンの強さに目をつけて彼を自らのチームに引き入れようとしますが、カオスデュークモンは自身を丸ごと少女に捧げちゃってるのでてこでも動かない。キリハは少女を「なまぬるい」と表現。「その生ぬるさが許される世界を、私は作りたい」と反論して別れる。

 次に会うのはタイキ。まあ彼とは普通に仲良くなる。一緒に行動しないかと誘われるけど、ファンビーモンの仲間を探す約束があるので断る。代わりに、それまで持っていたコードクラウンを彼に託して少女はタイキとも別れる。その後はたびたび顔を合わせるんだけども。

 最後にネネに、というかダークナイトモンに会い、実はカオスデュークモンがダークナイトモンの元盟友だったことが判明して一波乱。カオスデュークモンはダークナイトモンとともにデジタルワールドを制圧する中で罪悪感に苛まれ、自棄を起こして暗黒の海に突っ込んだことも分かる。記憶が徐々に戻っていく中で、彼の中に眠っていたウイルスが不規則に暴走し始めて、少女に襲い掛かることも。過去を知られたくない。護りたいはずの彼女を傷つけたくない。そんな思いを抱えながらウイルスとひとりで戦おうとする彼に「あなたがどれだけ深い闇の底にいようと、私は見つけるから」と少女が受け入れる。そして乗り越える。

 リアルワールドへ飛ばされたのは少女とカオスデュークモンだけ。チームの仲間との約束一つ一つが守れない、と泣く少女。そんな彼女に届く声。たどればまたあの海で、困惑する少女。ダークナイトモンはそんな彼女の闇を指摘し、メンタルをゆさぶる。闇を抱えていたからこそ暗黒の海に来れて、カオスデュークモンも彼女の闇にひかれたのだと。そして少女は彼の手の内へ、落ちる。

○二期
 二期目からはダークナイトモンサイドでひたすら鬱々としている少女と、「君を救うための苦しみなら僕はいくらでも受け入れる! 地の底からでも、這い上がって見せる! だから、君も、手を伸ばしてくれ!」と、彼女のためにもがくカオスデュークモンの姿から。今度は少女が自身の過去と対峙することに。チームの仲間やタイキたちの支えもあり、彼女は何とか過去を克服する。そしてそのあらわれとして「日が昇るのとともに新しく始めよう」と、チーム名を『サンライズバース』へと変更。クロスハート連合軍に加わり、力を合わせていく。抱えていた闇を乗り越えたからこその、優しさだけではない強さを出していけたらなあと思っていました。

 ウイルスに打ち勝てなかったからこその進化の先がカオスデュークモン。ウイルスが強くてデジクロスができなかった彼も二期では、DWを平和にしようとする彼女の強い気持ち、そしてそんな彼女のために戦いたいという気持ちで別の進化を得ます。その姿がメディーバルデュークモン。もしくは、デュークモンの最後の力でX進化を得てもいいなあと。オリジナルデジモンとか作るの苦手なので、既存のデジモンを使うというのは徹底するつもりでした。

○チーム主体寄り道エピソード
 ファンビーモンのはぐれた仲間(ワスプモンなどいわゆるローヤルベースのデジモン)を見つけたり、ファイラモンがお兄ちゃんであるデスジェネラルのアポロモンに再会してショックを受けたり、他にも細々と考えておりました。

 クロスローダーを少女へと託したデジモンに会うエピソードも考えてて、候補でぱっと思いついたのが騎士団に所属するデュークモン(デジメモリ)。カオスデュークモンの昔の友達で、途中まで歩んできた道が同じだったのに、ある一点で別れてしまったカオスデュークモンを心配してた。DWと暗黒の海との境界にデジメモリが突き刺さってたけど、カオスデュークモンが脱出した衝撃でDWに落ちました。後ほど少女がそれを手に入れます。

○夢主と、カオスデュークモン
 ここまで読んでいただくと分かるように、色々考えているうちに「あかん、これカオスデュークモン夢だわ」ってなりまして。おかしい。これら踏まえていただくと、短編にあるカオデュ夢もクロヲ設定の延長(+性格if)なのが分かってしまうかもです。

 少女とカオスデュークモンは、相手はそれぞれにとっての光のような存在です。イメージにはZABADAKの「光の人」で。

○三期(時ハン)
 時ハンについてはまじめに考えてなかったんですが。たまたまデジクォーツ入ったところを暴走デジモンに襲われそうになったらカオスデュークモンが助けて再会すればいいんじゃないかと。それ位です。あと、一・二期に比べてシリアスは取っ払って、人間との絡みを増やすつもりでした。ユウくんとかユウくんとか。

<設定>
○デジモン選び
 カオスデュークモンはセイバ編を考え始めた頃からずっと使いたかったデジモンだったので、今回ようやくという感じです。ファイラモンなんかはデジスト太陽やり始めた頃からいつか使いたくて。一期の初期から考えてたので、二期でアポロモンが出てびっくりしましたよね。で、せっかくなので血縁に。ファンビーモンも本当ただの趣味です。ころころしててかわいいですよね。穏やかな騎士、しっかり者の長女、まだまだあまえたな末っ子。そんなメインメンバーです。

 他にはわがまま気味なプレシオモンを使いたかったのですが。三期でプレシオモンが出てきてあちゃーという感じ。後の候補はジャスティモン。幼年期デジモンばっかりの村を守る正義のヒーロー。少女の考えに賛同してついてくるとか。熱血担当です。好きなデジモンはいっぱいいるので、趣味もほどほどに、世代的にもバランスよく選んでいくつもりでした。クロヲには世代ないんですけど気持ち的に。

 クロスローダー託したのをデュークモンにしたのは、カオスデュークモンとは裏と表の関係かなと思っての選択です。

○チームの名前と色
 前期チーム名「サンセットエンド」には、「日が沈むのとともに全てを終わらせる」と意味をつけましたが、「サンセット/日没」や「エンド/終わり」という単語にマイナスのイメージも含ませています。日が沈めばそこは真っ暗闇。一見力強い決意を思わせる由来の裏に、彼女が闇を抱えていることを暗示しています。

 一方、彼女が闇を乗り越えてからのチーム名「サンライズバース」。「日が昇るのとともに新しく始めよう」と意味づけしていますが、ここでは「サンライズ/日の出」や「バース/誕生(=はじまり)」にプラスのイメージを含ませて。日が昇ればあたりは照らされる。彼女が改めて進み始める=生まれ変わることも含めての、「バース」です。

 チーム/ローダーの色は日の出や日没の日そのもの、もしくはその時の空にあるようなきれいなオレンジ色(黄色)ということで山吹色に。山吹色って英語だとゴールド扱いされるので、ユウくんのローダーが金色(黄色)になったときはほんのりあせりました。タイキとタギルのローダーくらいの色の違いということで。


*
 そんなクロヲ構想でした。お粗末さまです。構想段階っていうのもありますがこれ色々とむちゃくちゃやろ……って感じですね。こういうところで色々とぼろが出てしまう。

 こんな感じで、実は他のシリーズ・ジャンルでも大まかな構想は頭の中に入っているので、これを読んでいただいて面白かったという声があれば、また別の機会に出せたらなあと思います。全部が全部ここまで長くなるとは思いませんが。「これの場合は?」とか、気になるものは聞いてやってください。

 ここまで読んでくださりありがとうございました!(*´▽`*)

拍手[2回]

PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword